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商品の価格を上げたい女性起業家は【見た目を変えるべき理由】

2019年11月26日

私の生徒さんには、自分で作品を作って販売している女性起業家が多い。

彼女たちのほとんどは自分の時給を度外視して、材料費がマイナスにならないギリギリのところで値段設定をしている。

そこで私が、もっと価格を上げたら良いんじゃない?と言うと、次のような言葉が返ってくるのだ。

 

「利益よりも、お客さんの笑顔を見たいから、この仕事をやってるんですよね。

作品を作るのが好きだし、たくさんの人に私の作品を知ってもらいたいから...。」

 

本当にこの仕事が好きなんだろうな、喜んでくれるお客さんの笑顔が見たいんだろうな。

それは、楽しそうに仕事をしている彼女たちを見ていればよく分かる。

でも心の中で、少しでもこんなことを考える瞬間があるなら、今日の記事を読んでみてほしい。

 

商品1つあたりの利益が低いから、たくさん販売しなきゃならない。でも、人に売るって苦手。

安い価格設定だと軽く思われるのか、予約を簡単にキャンセルされてしまうんだよね。

売り込みせずに、SNSで紹介するだけで、買いたい人が集まってきてくれたら嬉しいなあ。

 

本記事では、今よりも高い価格設定をする時に必要となってくる1つのポイントについて説明しよう。

これは、起業家に限らず、高い価格の商品を販売している営業の女性にとっても参考となるはずだ。

 

根拠としては、私の商品価格だ。

現在は20万円という高単価の商品(個人コンサル)でも売れている私だが、このポイントを実践する前は、同じ内容なのに1つも売れなかった。

つまり、この1つのポイントを実践してから、20万円という価格でも買ってくれる人が出てきたという訳だ。なので良かったら参考にしてほしい。

 

女性起業家が商品価格を上げるなら、見た目をガラリと変えるのが有効

結論から言うと、見た目をガラリと変えることだ。

このまま安い価格で売るならカジュアルでも構わない。けれど、そこから脱出したいなら絶対に見た目を変えるのが有効だ。

 

高額商品が怪しいと感じるのは、ただの思い込み

高額商品というと怪しい印象があるけれども、実際のところ、お客さんのことを本当に考えた場合、高額にならざるを得ないという場合もあるものだ。

 

例えば私のように、その人の見た目の印象、つまりイメージを作り上げる仕事なら、たった一日洋服を変えたぐらいでその人のセンスが良くなる訳でもなく、次の日にはまた元に戻ってしまうのが関の山。

 

その場合、半年や一年かけてその方の洋服に対する思考から変えないといけなくなってくる。

何を素敵だと思い、何をおかしいと思うかという感覚は、一朝一夕で身につくものではないからだ。

 

結果、半年や一年というスパンをかけることになる訳で、必然的に高額になってくる。

 

お客さまの不安をかき消す役目をするのが、先生の見た目

とはいえ、ここでお客さん側にも疑問がわいてくる。

「こんな高額なお金をかけるメリットが、あの先生にあるんだろうか?私は本当に変われるんだろうか?」

その不安をかき消す役目をするのが、先生の見た目だと思うのだ。

 

あなたの素晴らしい商品の単価を上げるなら、先生であるあなたの見た目を女性起業家にふさわしい見た目に変えること。

 

当たり前だが、あなたの事を信頼してもらわないと、高額商品なんて絶対に売れない。

「ちょっと高いけど、この商品を買ったら、どんな素敵な毎日になるんだろう?!」

そう思ったとき人は、その商品を作っている「あなたの見た目」を必ず見る。

 

「ちょっと高いけど、あの先生みたいになれるんだったら、やっぱりこれが欲しいな。」

「今の私には痛い出費だけど、あの先生みたいになれるなら、それで元は取れるんじゃないかな。」

 

心の中で、こう思ってもらえたら、女性起業家として嬉しいよね。

 

結論として、女性起業家が商品の価格を上げるなら、真っ先にするべきは見た目を変えること。

これに尽きる。

 

女性起業家が商品価格を上げるときに、失敗しがちなこと

女性起業家が商品価格を上げるときに、失敗しがちなことがある。

それは、仕事とプライベートで、洋服を変えようとすることだ。

 

仕事とプライベートで、洋服を変えることのデメリット

ここまで読んでくれたあなたは、商品の価格を上げるために、見た目を変える重要性が分かったことと思う。

そして今、頭の中でこんなことを考えてないだろうか?

 

見た目がそんなに重要なら、仕事の時だけ女性起業家らしい洋服を着れば良いよね。

プライベートではナチュラル路線が好きだから、使い分ければ良いよね。

 

仕事とプライベートで洋服を使い分けるというのは、一見、賢い方法に思える。

だが、私の経験上それはおすすめしない。

理由は簡単で、全くテイストの異なる2種類の洋服を、それぞれに買い続けるのは出費がかさむからに他ならない。

 

違うテイストの洋服を持つと起こる、2つのムダ

実はこれは、女性起業家に限った話ではない。

 

ずっと大人のナチュラルテイストの服を買っていた人が、たまには違ったものをと、少し色柄が多めの都会的な洋服を買ったとする。

すると、これまでのナチュラルテイストの洋服と、色柄多めの都会的な洋服は合わない。

テイストが違うのだから、当たり前だ。

 

でも、どっちも着たいからと言って、両方のテイストを買い続けたとするとどうだろう。

お金は2倍かかるし、クローゼットには2つ分のテイストの洋服が場所を取り、しかも互いに合わせられないのだ。

なんてムダなことだろう。

 

つまり2種類のテイストの洋服を買い続けるなら、お金と場所が2倍必要というわけだ。

 

では、女性起業家はプライベートで、何を着たらいいのだろう?

 

カジュアルを捨てる勇気

ここで少しだけ、私個人の話をしてみよう。

女性起業家として生きていくことを選んだ私は、生活からカジュアルを捨てた。

それ以来、ジーンズを買うことも無いし、ボーダーTシャツやパーカーを着て外へ行くこともない。

 

これは覚悟のいることで、スーパーへ行くのも、銀行へ行くのも、「いつ誰に会っても良い格好」で行くわけだ。

小さいお子さんがいる女性には、難しいかもしれない。

 

とはいえ、カジュアルを捨てた分、仕事用の服にお金をかけられるようになったのも事実で、その分、買う洋服の品質も徐々に上げることが出来た。

 

品質の良い洋服を着て信頼感が増したからか、ますます私の商品を買ってくれる人が増えるという、ありがたい結果となったのだ。

 

女性起業家の見た目と、商品価格とが釣り合うことで、初めて高額商品は売れる

このまま安い価格で売るならカジュアルでも構わない。けれど、そこから脱出したいなら絶対に見た目を変えるのが有効だ。

 

それは理解できたとしても、もしかするとこんな反論が出るかもしれない。

「いきなり全部のカジュアル服を捨てるのはもったいないじゃないか。」

 

確かにそれはもったいない話だ。なので、少しずつで構わない。

まずは、これ以上カジュアルな服を買わないようにすること。

今あるカジュアル服は家用の服にする、もしくは1年間着倒してからサヨナラする。

 

1年がかりで構わない。とにかく、クローゼットに占めるカジュアルの割合を、徐々に減らしていくのがお勧めだ。

 

女性起業家の見た目と、商品価格とが釣り合うことで、初めて高額商品は売れる。

 

もちろん「商品の中身がすばらしい。」という大前提は必要だ。

だが、自分の商品がお客さんを幸せに出来るという自信があって、もっと高い価格で売れても良いはずだと思うなら、

 

まず最初にするべきは、あなたの見た目を変えることだ。

 

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