一般的に、アップヘアをすると「お洒落してるね~。」と言われることが多い。先日も、スーパーに行く途中で友達に会い、「スーパーにアップヘアで行くなんて!」と驚かれたところだ。
だが、私が以前、こんなことで悩んでいたなんて、友達は誰も知らないだろう。
アップヘアに挑戦したいんだけど、襟足が長いし、うなじの毛が多くて汚いんだよね。
うなじの脱毛をいつかしてみたい。でも、うなじは自分では見えない場所だけに不安だなあ。
本記事では、脱毛サロンでうなじ脱毛をする前に押さえておくべき3つのポイントについて、解説したいと思う。
高校生時代から顔脱毛を始め、ワキ脱毛、膝下脱毛、肘下脱毛、VIO脱毛まで経験し、うなじ脱毛(襟足脱毛)までするほど毛深かった私が言うのだから、間違いない。
これであなたも、1年後には「見返り美人」だ。
うなじ脱毛に失敗しないための、3つの対策をしておこう。
うなじ脱毛に失敗しないための3つのポイントとは、結論から言うと、次の3つをやっておくことだ。
①髪の毛並みの太い毛質でも脱毛できるか確認
②ツルツルに脱毛するのか、少し産毛を残すのか決める
③美容師にうなじのデザインの相談に乗ってもらう
この3つをやっておくだけで、9割スムーズに進む。
それぞれを詳しく見ていこう。
うなじ脱毛で失敗しないためのカウンセリング。太い毛質でも脱毛できるか、事前に確認
髪の毛並みの太い毛質でも、脱毛してくれるかどうか、事前カウンセリングで確認したほうが良い。
理由は簡単で、「産毛しか脱毛しない」脱毛サロンやクリニックがあるからだ。
つまり、一番処理してほしい濃い毛は残ったままで、周りの産毛だけが綺麗に無くなる状態。
こんなうなじ脱毛は、するだけ無駄だ。
もちろん脱毛するサロン側にも納得の理由があって、光脱毛は毛の黒色に反応するのだが、毛が黒く濃すぎると反応しすぎて火傷の危険性があるらしい。
まあ、分からなくはないが、濃い毛が無くならないのなら私的には意味がない。
中華料理の店に行ったのに、「中華は油っこいので、中年以降のお客様にはお勧めしておりません。」と、勝手に和食を出されたら、憤慨ものだろう。
つまり、事前カウンセリングで自分のうなじの状態をしっかり見てもらい、「ここまで脱毛したいと思ってる。」という意志をはっきり伝えること。
自分の伝えた範囲の脱毛が可能な店を選ぶことで、無駄なお金を使うことは避けられる。
ちなみに、せっかく事前カウンセリングに行くのだから、同時に確認しておくと良いポイントを挙げておこう。
うなじ脱毛の失敗を防ぐコツ。カウンセリングで、事前に確認しておくポイント
脱毛サロンやクリニックのカウンセリングで、事前に確認しておくポイントは、以下の4点だ。
そのサロンやクリニックで定義されている、「うなじ」の範囲
どこからどこまでが「うなじ」であるかは、定かではない。
自分がうなじだと思っている範囲が、ある脱毛サロンでは「背中」や「首」に該当する場合もある。
脱毛を開始したは良いが、「当店では、うなじの範囲はここまでですので、悪しからず。」と、ほんのちょっとの毛を残されても困る。いや、実際にある話だ。笑いごとではない。
「最初から言ってよ~。」と思うのはやまやまだが、事前に自分で確認しておこう。
だいたいの期間と料金
例え最初に6回プランで契約したとしても、それだけでは終わらないことが、脱毛に関してはよくある。
6回だと思っていたのが、結局毛が無くならなくて、2倍の12回になったなんて、ザラなのだ。
だからこそ、自分の脱毛したい部分を見てもらい、ほぼ毛が無くなるまでの、だいたいの回数と料金を教えてもらっておくのだ。
もちろん、サロン側は確約はできないだろうが、何となくでも知っておいた方があとのショックが少ない。
他にかかってくるコストはあるか
他に考えられるコストは、ジェル代、鎮静剤代、前日や当日にキャンセルした時のキャンセル料、当日サロンで剃ってもらうならシェービング代、などなど。
サロンによって無料のところも有料のところもあるので、きちんと確認しておきたいところだ。
ちなみに私は高校生の頃に顔の毛が濃すぎて、母がニードル脱毛に通わせてくれたのだが、ニードル代と鎮静クリーム代がその都度1万円かかったので、母が激怒していた覚えがある。(契約の時に、説明がなかったらしい。)
返金制度
途中で解約することになった場合、残りの施術料金は返金されるのか。
つまり、10回コースを契約したけれども、6回やった時点でうなじの感じがちょうど良くなったら、残り4回分を返金してもらえるのか、ということ。
やってみるまでは、どれだけの回数かかるか分からないのが脱毛なのだ。
上にあげた項目は事前に確認して、快適な脱毛ライフを送ろう。
うなじ脱毛の失敗を防ぐ。ツルツルよりも、産毛が残っている方が自然
要らない毛をすべて脱毛してツルツルにするよりも、少しは産毛が残っていた方が自然に見える。
なぜなら、産毛は女性らしさの象徴だからだ。
例えば、男性の襟足を思い浮かべてほしい。髪の生え際を見てみると、大した産毛もなく急に黒い毛が生えている。
額に関しても同じことが言える。女性は顔まわりの髪の生え際に長めの産毛が生えているが、男性にはほぼ無い。
この特長を利用したのがニューハーフで、彼女たちは額の生え際に、ペンシルでわざわざ産毛を描きこむ。
そうすることで、より自然に女性らしく見せようというメイクテクニックなのだ。
結論として、ツルツルになるまで脱毛するよりも、少し産毛を残して自然に見せることをお勧めする。
うなじ脱毛で失敗しがちなデザインを美容師に相談。脱毛の数日前にシェービング
美容師にうなじのデザインを相談し、脱毛の数日前にあらかじめ、シェービングしておいてもらおう。
なぜなら、うなじのデザインと言っても自分では生え癖もほとんど見えない。
うなじ脱毛の失敗を防ぐためにも、なじみの美容院で相談するのは得策だ。
これは私も実際にやってみて、効果があった方法だ。
何しろ美容師は、100人以上のうなじを知っている。
綺麗なうなじ、汚いうなじも、見尽しているのだから。
例えばあなたがジョギングを始めたいと思った時に、運動音痴の人にアドバイスを求めたりはしないだろう?
分からないことは、プロに聞くのが一番だ。うなじを見るプロは、美容師だ。
ぜひ、脱毛の予約をしている日の数日前に美容院の予約をし、うなじのデザインの相談をした上でシェービングまでしてもらうといい。
さて、これで話を終わりにしても良いのだが、脱毛サロンでうなじ脱毛(当時は襟足脱毛)をし、失敗したなと思ったことが、2つある。
それについて話してみよう。
うなじ脱毛で失敗した私が語る、今すぐ始めた方がいい理由
脱毛サロンのうなじ脱毛で失敗しないための3つの対策は、以下のものだった。
①髪の毛並みの太い毛質でも脱毛できるか確認
②ツルツルに脱毛するのか、少し産毛を残すのか決める
③美容師さんにうなじのデザインの相談に乗ってもらう
この3つの対策をしておけば、すべてがスムーズに進むこと間違いない。
ただ、この3つの対策をしても防ぎようのない残念なことが、一つだけある。
それは「白髪」だ。
うなじ脱毛を失敗した私。光脱毛は、白い白髪には反応しないという悲しい現実
私がうなじ脱毛をしたのは、40代になってすぐのことだ。
母からの遺伝で、顔周りにはすでに、ぽつぽつ白髪が生え始めていた。
だが、白髪と脱毛に関係があるだなんて、あの頃は思いもしなかった。
首のうしろから、白髪が数本生えている!?
私が選んだうなじ脱毛のコースは着々と進み、もう終わりが近づいたころ、ある異変に気が付いた。
「あれ?首のうしろから、白髪が数本生えてる!?」
何で?何でこんなところから、白髪が生えてきたんだ?
ようやくたどり着いた答えは、予想をはるかに超えていた。
脱毛されずに取り残された白髪
つまりはこうだ。オレンジの脱毛ラインよりも下にある毛は、すべて脱毛する予定だった。
脱毛するエリアに、偶然、白髪が数本生えていた。
光脱毛は黒色に反応するので、白い白髪に対しては効果がない。
脱毛エリアの黒い毛は脱毛され、ほとんど無くなったが、白髪だけは脱毛されずに残ってしまった。
結果、うなじのライン(=脱毛ライン)から、かけ離れたところに、白髪がぽつぽつと生えているという、変な現象が起こった、という訳だ。
ここから判断できるのは、脱毛をするなら、白髪が生え始める前がベストだということ。
もし今、脱毛をするかどうか悩んでいる女性がいるのなら、どうか白髪が生える前に脱毛することを激しくおすすめする。
もう1つの失敗|いま始めるなら、脱毛サロンではなく家庭用脱毛器を選ぶ理由
高校生の時の顔脱毛に始まり、40歳をこえてからのワキ脱毛、膝下脱毛、VIO脱毛、肘下脱毛、そしてうなじ脱毛。
アラフィフでこれだけの脱毛を経験している人は、少ないのではないだろうか。
そしてここまで脱毛が終わったいま、やり直せるならこうしたい!と、思っていることがある。これだ。
「なぜ脱毛サロンに通ったのだろう。なぜ家庭用脱毛器にしなかったのだろう。」
これは、脱毛を考える人なら、一度は迷うところだと思う。
実は40歳をすぎて脱毛をしたいと思った時、夫に相談したことがあった。
その時、夫は脱毛に反対したのだ。「別に毛があっても無くても、そんなに変わらないよ。気にしないよ。」と。
夫は気にしなくても、私は気にする。
夏にノースリーブをカッコよく着たいし、それにはワキの自己処理特有の、黒い点々ごま塩状態だなんて許せない。
また、スカートから覗く素足だって、毎日剃らないと短い毛がツンツンと生えてきてしまう。
エスカレーターに乗った時に、後ろに人が立ったら、足を見られていやしないかと冷や汗ものだ。
もう、そんなことを気にしながら過ごす毎日は、本当に、本当に、嫌だったのだ。
この気持ちは、生まれつき毛深いことでからかわれ、傷ついたことがある人間にしか分からないだろう。
私は夫に内緒でワキ脱毛のために脱毛サロンに通い始めた。
夫に内緒で何かをするなんて初めてだったので、少し罪悪感があったことは覚えているが、そこは、私の未来の幸せを優先した。
その頃からワキ脱毛は安くなり始めており、確か6回で5,000円程度だったかな?
自分の貯金でも難なく通えると思ったし、夫にお金の面で迷惑はかけないと思ったからだ。
ところがだ。私の脇の毛は、6回通ったぐらいでは、さほど薄くはならなかった。
追加、追加で、結局のところ2年ぐらい通った。
とはいえ、その2年の間で、脇に毛が無いということが、どれだけ素晴らしいかを思い知った。
これが脇だけじゃなく、膝下も肘下もツルツルだったら、なんて快適な毎日だろう!
最初は安いワキ脱毛だけと思っていた私は、つい自分の欲求に負けてしまい、そこから膝下、肘下、VIOなどなど、気になっていたところを次々やり始めたのだ。
夫に内緒のままで!
結局、高校生時代の顔脱毛も含めると、脱毛にかかった全費用は、100万円は超えている。
自分で払ったのは40歳以降のワキ脱毛からだが、それでも20万円は超えている。
だがそのおかげで、友達と接近して話をするのも平気になったし、夏には素敵なノースリーブを着こなせるようになった。
素足でエスカレーターに乗ったときに、後ろにどんな素敵な男性が乗ってこようとも、今ならぜんぜん平気だ。
脱毛によってお金はかかったが、それには代えがたい快適さを、私は手に入れたんだ!
そんな毎日を謳歌していた日、突然夫が言い出した。
「オレ、自分の髭の濃いのが、イヤなんだよね...。肌荒れもするし。何とかならんかな。」
あん?怒
そして大学生になった息子も言い出した。
「なんでお母さんはそんなに毛が薄いのに、俺はこんなに濃いの?足の毛とか、シャレならんねんけど。」
う、うん?汗
夫は今になって何を貴様!という感じだが、子どもが大きくなったことで、自分に心を向ける余裕が出てきたということだろう。
息子に関しては、これはもう、私の遺伝だからゴメンとしか言えない。
まだ男の子で良かったが、これが女の子だったら、私のように毛に悩まされる小中高時代を送らせていたかと思うと、本当に申し訳ない。
ここにきて思うことは、それなら脱毛サロンに通わず、家庭用脱毛器を買って、家族みんなで使えば良かったやん!!ということ。
これは、実際に脱毛サロンに通い続けた人じゃないと分からないかもしれないが、切にそう思う。
特に最近の脱毛器は性能もあがっているので、息子のためにも近いうちに買う予定だ。
いまの第一候補は、日本製の脱毛器ケノン。
これ一択で、あとはどのカートリッジを一緒に買うか検討中だ。
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ちなみにケノンには、ハンディタイプと据え置きタイプがあるが、ここは迷わず据え置きタイプを選びたい。
なぜなら、据え置きタイプの方が光を出すためのコンデンサの数が多いので、ハイパワーだからだ。
ハンディタイプの手軽さを選んだがために、肝心の脱毛が中途半端になるようなことがあっては、本末転倒だ。
さらにケノンはカートリッジ式と言って、先端の光を照射する部分が本体とは別になっている。
眉毛などの細かい部分用のカートリッジや、男性の濃いヒゲに効果の出やすいハイパワーなカートリッジもある。
脱毛する箇所によって、カートリッジを付け替えれば良い。
私のように、本気で全身ムダ毛処理を考える人にはベストの商品だ。
カートリッジは基本的には本体とは別売りだが、本体に無料でセット販売されているキャンペーン期間もある。
自分に必要なカートリッジが無料でセットになっている時を狙って買うと、本体料金だけで必要なカートリッジまで手に入る。
大体において、毛が濃い人というのは、どこの毛も濃い。
眉毛、鼻の下、VIO、肘下、膝、膝下、指の毛まで、だいたいが濃いものだし、「なぜそこに、生える必要あるねん?!」と怒りを覚えるような部分にも、生えていたりする。
どの部位にも適した脱毛器となると、カートリッジ式に軍配が上がる。
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うなじ脱毛の失敗も経験したが、それでもやって良かったと思う理由
さて、話をうなじ脱毛に戻そう。
うなじ脱毛では、白髪の失敗も経験したが、それでも絶対にやって良かったと思う。
その理由は、次の1点に集約される。
それはまるで、階段に残されたシンデレラのガラスの靴が、3センチの低くて太いヒールだった場合と、7センチの高くて細いヒールだった場合とで、自然とイメージする女性像が違ってくるのとも似ている。
3センチの低くて太いヒールだと「ああ、女性の靴が落ちてるな。」程度の印象だ。
それが7センチの高くて細いヒールには、「こんなに美しいガラスの靴をはく女性は、可憐で美しく聡明な女性に違いない」と思わせてしまう力が宿っているのだ。
うなじの美しさが、想像力をかきたてる。
うなじ脱毛は、絶対にやった方が良い。白髪が生える前に。
もし脱毛サロンに通うなら、ぜひ上の方法で、カウンセリングなど抜かりなく。
美容師さんにも協力してもらって、理想的なうなじラインを作り上げてほしい。
もし、家庭で脱毛器を買って脱毛するなら、ぜひこの記事をご家族に見せてあげて、ご主人や子どもさんを仲間に引き入れてほしい。
最初は渋るご主人も、脱毛サロンに通う総額に比べたら、家庭用脱毛器なんて安いものだと思ってくれるはずだ。
それに、自分では脱毛しにくいうなじも、ご主人がやってくれるなら万々歳だ。
さらには、家族みんなが毛が無いことで得られる快適な毎日を想像したら、コスパが良すぎだろう!
よくよく考えて、だが白髪というリミットがあるのでなるべく早めに始めた方がいい。
毛に悩まされることのない、快適生活を手に入れてほしい。
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