受験、それも高校や大学ともなると、親に手伝えることは何もない。
心では分かっていても、少しでも受験当日までの張りつめた時間を、快適にすごせるようにしてやりたい。
そう思うのが親心ではないだろうか。
うちの子は小学生の頃から勉強が苦手で。でも、そんなあの子がこれだけ頑張ってる。
もちろん母である私も栄養のある食事を作っているし、インフルエンザ対策にも余念がない。
だけど、勉強の集中力を高めたり、当日まで快適にすごせるために、もっと親が出来ることって無いのかな?
本記事では、受験当日までの張りつめた毎日を、少しでも快適に、そして集中して過ごせるよう、3つの必須アイテムをご紹介したいと思う。
現在、東大と京大に通う私の息子たちも、受験の時はもちろん、現在進行形でも使っている素晴らしいアイテムだ。
私自身も毎日活用しているので、良かったら参考にしてほしい。
受験生の必須アイテムその1:耳栓
受験生の必須アイテム1は、耳栓。
この低反発の耳栓はほどよく耳にフィットして、ほとんどのノイズから私の静けさを守ってくれる。
おっと、書き忘れたが、この耳栓を使い始めたのは私が最初だ。
夫のいびきがうるさかったのと、窓を開けて寝ていると聞こえてくるバイクや工事の音が、やたらと気になったからだ。
ひとたび耳栓を付けると、無音とまではいかないものの、周囲の音が8割減にはなる感じだ。
完全無音となると、災害時など逆に怖いので、その点も安心だ。目覚ましの音は、音量大にして辛うじて聞こえる。
それからの私は、快適な睡眠を手に入れた。夫のいびきに腹が立って足を蹴飛ばすこともなくなった。
途中でトイレに起きて目が冴えて、そこから寝られなくなるのも無くなった。
朝まで起きずにグッスリ寝られるようになったのは、どれだけ振りだろう?
ある日、家でパソコン作業をしていた時にやたらと集中力が途切れる日があった。
そう言えば窓を閉めていてもセミの声は聞こえるし、小学生の帰宅時間になると「バーイバーイ!バーイバーイ!バーーーイバーーーイ!」という元気な声がマンション中に響いている。
いつもは元気で良いなあと思うその声も、作業が煮詰まっている時は集中できなくて困ってしまう。バイバイは1回で良くないか?
そこで思いついたのだ。あの耳栓、起きてる時も使ったら良いんじゃない?
その選択は大正解だった。パソコン作業でも耳栓を使い始めた私の集中力には、スティーブ・ジョブズでさえビックリだろう。
作業がはかどる、はかどる!
その後、集中力がないと困っていた子どもが、「母さん、いいの持ってるやん?」と使い始めたという訳だ。
この低反発の耳栓は、ほとんどのノイズから私の静かな世界を守ってくれる。
集中力を上げたい時、睡眠の質を上げたい時に、おすすめだ。
受験生の必須アイテムその2:鼻セレブマスク
受験生の必須アイテム2は、鼻セレブマスク。これは次男から依頼されて探したマスクだ。
このマスクの一番のおすすめポイントは、肌触り。さすが鼻セレブだけある。
え?肌触りなんて、そんなに大事なの?そう思った?
肌触りは、もともと健康な肌の人にとっては大して重要ではないかもしれない。
だけど、次男のように花粉症で、肌荒れしやすい人間にとっては大問題だ。
本当に滑らかな肌触りで、荒れやすい次男の肌でも荒れることなく、受験を終えるまで心強い味方だった。
鼻セレブのマスクで特に気に入ってるのが、耳にかけるゴムの付け根部分。
下の写真で、左側のマスクが普通のマスクの裏側、右側のマスクが鼻セレブの裏側。
左側の普通のマスクのゴムの付け根は裏側に付いているので、肌に直接当たることになる。
右側の鼻セレブのゴムの付け根は、表と裏の不織布の間に挟まれて、直接肌に当たらないようになっている。
さらに言うと、左側の普通のマスクのゴムは平らなので、肌が敏感な人は耳にかけた時にきつく感じるかもしれない。
右側の鼻セレブのマスクのゴムの断面は円形でゴム自体も柔らかい。
鼻セレブのマスクは少し贅沢だが、次男のように花粉症で、肌の弱い人には特におすすめだ。
受験生の必須アイテムその3:メガネ拭き
受験生の必須アイテム3は、メガネ拭き。
大学生になった今ではコンタクトをしてお洒落さんになっているが、高校時代、うちの子は2人ともメガネっ子だった。
経験した方は分かると思うけれども、メガネをしてマスクをした時にはもう、メガネが真っ白にくもるのだ。
ちょうど、メガネをしてお鍋を食べた時みたいにね。
だからと言ってインフルエンザ予防のマスクをしない訳にはいかない。
最初に考えたのが、マスクの上部に立体的なスペーサーが付いていて、鼻とマスクの間にすき間ができないようにするタイプのマスクだ。
これならマスクの上部から空気が出ないから、メガネがくもるまい。そう思って次男に渡したところ、「違和感しかない!」らしい...。
さすがの鼻セレブマスクでも、上部にすき間が出来ないようにするのは至難の業なので困っていた。
そんな時に、それならメガネ自体がくもらないようにすれば良いんじゃないの?といって探し出したのが、このメガネ拭きだ。
このメガネ拭きで1度メガネを拭いたら、だいたい1日はもつ。
朝出かける前にこのメガネ拭きで拭いておけば、9割安心という感じ。
子どもには一応、このメガネ拭きをバッグに入れて持って行かせるようにしていたが、途中でくもってきて拭くことは、ほとんどなかったそうだ。
メガネっ子のお子さんがいる方には、とても便利だと思うので、ぜひ試してほしい。
受験生の必須アイテム|親ができることは、もう最後かもしれない
こんなに可愛かった赤ちゃん時代。おっぱいをあげ、離乳食を何度もあげて、ご飯を食べられるほど大きくなって。
小学校に入って泥だらけで遊んでたかと思ったら、いつのまにかもう受験だなんて。
時の経つのは早いもの。
この先、大学生になったら、もう親の出番はだんだん少なくなるんだな。
そう思ったら、親がなりふり構わず子どもに尽くせるのは、もう最後かもしれない。
思い残すことのないように、しっかり子離れ出来るように、今のうちに精一杯手をかけてあげようじゃない。